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六本木に「ウルフギャング・ステーキハウス」-アメリカの人気店が初上陸

格調高くエレガントにまとめた店内

格調高くエレガントにまとめた店内

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 六本木に2月1日、アメリカ発ドライエージング・ステーキを提供する「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」(港区六本木6、TEL 03-5572-6341)がオープンする。経営は、WDI JAPAN(港区)とW STEAK INTERNATIONAL CORP. との合弁会社Wolfgang's Steakhouse JAPAN。

Tボーンステーキ

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 店舗面積は194.05坪で、席数は170席(ダイニング132席、個室10席×2部屋、バー18席)。ボルドー色のテントが目を引くファサードから店内に入り、レセプションとカウンターを抜けると、ダイナミックなシャンデリアが下がるダイニングが広がる。ワイン1000本をストックするガラス張りのウォークイン・ワインセラーも存在感を醸し出し、「極上ステーキを味わうにふさわしい格調高くエレガントな空間にまとめた」という。

 1887(明治20)年に創業したニューヨークの名門ステーキハウス「ピーター・ルーガー」で41年間ヘッドウエーターを務めたウルフギャング・ズウィナーさんが独立し2004年、マンハッタンに同ステーキハウスを創業。現在ニューヨークに4店舗を構えるほか、ワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズで展開。同店はアメリカ国外初出店となる。

 アメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級品質と認定された「プライムグレード」の牛肉のみを仕入れ、専用の熟成庫で長期間ゆっくりとドライエージングする。牛肉は熟成が進むと、肉自体が持つ酵素の働きで肉質が柔らかく変化するのと同時に、タンパク質が分解されてうまみ成分であるアミノ酸が増す。これを厚切りにして900度のオーブンで焼き上げ、「表面はカリッと香ばしく、中からは肉汁がしたたり落ちる」味わいに仕上げる。ステーキは、サーロインとヒレを一度に楽しめるTボーン(2・3・4人用、1万5,000円~)のほか、サーロイン(7,500円)、ヒレ(4,500円~)、リブアイ(8,900円)などを用意。サイドディッシュとして、マッシュポテト(1,200円)やクリームスピナッチ(1,400円)など。ロブスター(1,600円)、オイスター(2,500円)、ジャンボシュリンプ(2,800円)、クラブケーキ(2,600円)などのシーフードもそろえる。

 「55年前に日本に来て以来。(日本に来られて)とてもうれしい」と創業者のウルフギャング・ズウィナーさん。六本木店を経営するWolfgang's Steakhouse JAPANの社長に就任した息子のピーター・ズウィナーさんは、「ニューヨークで創業してちょうど10年。世界進出1号店として東京に開けたことがうれしい。レストラン内に熟成庫を持ち、約1カ月熟成した肉は一般的なステーキと味わいが全く違う。ぜひ試してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は、17時30分~23時30分。3月1日からランチ営業も始める予定。

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