企画写真展「ミツバチはこんなに楽しい!-小さな生き物の大きなチカラ-」が現在、東京ミッドタウン内の「フジフイルム スクエア」(港区赤坂9、TEL 03-6271-3350)で開催されている。
ミツバチの生態や取り巻く環境について、写真や解説パネルを通して紹介する同展。赤坂のTBS社屋屋上で2011(平成23)年から都市養蜂に取り組む「TBS赤坂みつばちプロジェクト」の活動も取り上げる。
会場では、ミツバチを50年以上研究する玉川大学名誉教授の佐々木正己さんが撮影した写真の中から、花蜜や花粉を集める様子、集めた花蜜を巣の中で熟成・濃縮する過程などを捉えたカラー作品約25点を展示する。
ミツバチが果物や野菜などの受粉に果たす役割や、赤坂を巡る生物多様性について解説するコーナーも設ける。東京ミッドタウン周辺の蜜源マップや、ミツバチが好む季節ごとの花、ハチの最新研究なども紹介する。
初日には、同プロジェクトによる体験イベント「オールBEE感謝祭」を開いた。元TBSアナウンサーの小林豊さんと養蜂家の谷ちぐささんが講師を務め、参加者がスマートフォンを使った早押しクイズに挑戦。クイズでは、都市でミツバチを飼育できる理由や、ミツバチが植物の受粉に果たす役割、働きバチが一生に作る蜂蜜の量などを取り上げた。
イベント後半には、TBS社屋8階屋上の養蜂場「BEE PARK」から中継を実施。スタッフが巣箱の中をカメラで写し、蜂蜜が蓄えられた巣や女王バチを紹介した。最後にクイズの成績上位者を発表し、全問正解した10歳の参加者が1位に選ばれた。
子連れで会場を訪れた40代男性は「ミツバチの生態について知らないことが多く、東京の街中でミツバチが飼育され、蜂蜜が採れることにまず驚いた。その蜂蜜が地域の飲食店に届けられ、メニューとして提供されていることも知り、驚きの連続だった」と話した。
会期中、養蜂家や研究者によるギャラリートークも開く。来場者アンケートに回答した人には、展示作品を使った全8種類の特製トレーディングカードのうち1枚を進呈する。開館時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入館無料。9月10日まで。