フランスの現代美術ギャラリー「ペロタン」が6月7日、六本木に新しいスペース「ペロタン東京」(港区六本木6)をオープンした。広さは約130平方メートル。
ギャラリー「ペロタン」の創設者、エマニュエル・ペロタンさんは21歳でパリに最初のギャラリーを設立。その後、ニューヨーク、香港、ソウルにギャラリーを展開し、「ペロタン東京」は世界で5都市目の設立となる。
同ギャラリーには、現代美術家・村上隆さんをはじめ、ライアン・マッギンレーさんや、ジャン=ミシェル・オトニエルさんなど、世界的に有名なアーティストが所属。ペロタンさんは現在、コンテンポラリー・アートの世界で最も影響力のあるギャラリストの一人として知られている。
オープン記念として、同ギャラリーはフランス抽象画の巨匠ピエール・スーラージュさんの個展を開催。同展では、スーラージュさんが黒を追求した近年の作品を展示。日本初公開となる。
ペロタンさんは「日本でギャラリーを設立する夢がかなった。このギャラリーを通じて、コンテンポラリー・アートの魅力を感じてほしい」と話す。
開館時間や展覧会スケジュールは公式ホームページで確認できる。