ゴルフトーナメントの企画・運営を行うジーワン（G-ONE、世田谷区）は9月1日、港区・南麻布にゴルフバー「ゴルフサンクチュアリ広尾」（南麻布5、TEL 03-6408-9750）をオープンした。

店内バーカウンターの様子

　店舗は2フロア構成で、約190坪の敷地内に東京23区内では初導入という3画面スクリーンの米国製ゴルフシミュレーター「アバウトゴルフ」5台を設置し、レッスンプロによる指導も受けることが出来る。「メーンターゲットは初心者からプロまでの全てのゴルファーで、かつ接待企画を持つ法人企業や外国人も見込んでいる」（同社の武藤拓也取締役）。

　営業時間は10時～翌5時で、インストラクターによる指導が受けられる「レッスン」（10時～21時50分）、レッスン予約の空き時間に練習場として利用できる「フリープラクティス」（10時～17時50分）、シミュレーターを使用できる「シミュレーションゴルフ」（18時～翌5時）の3つに分けられる。料金はレッスン＝9,450円～13,650円（各回50分）、フリープラクティス＝3,150円～5,250円（各回50分）、シミュレーションゴルフ＝12,600円～16,800円（各回60分）。このほか、入会金と年会費が必要で、料金は個人で入会金＝10,500円・年会費＝21,000円、法人で入会金＝315,000円・年会費＝105,000円ほか。

　飲食施設を備え、カクテル（800円～）、ウイスキー（700円～）、ワイン（グラス＝750円～、ボトル＝4,400円～）などのドリンクのほか、鉄板焼き「甚六」、インドネシアレストラン「cabe」、創作イタリアン「SANTO SPIRITO」、銀座いさみ寿司「鈴本」などデリバリーによる食事を楽しむことができる。席数は15席。

　同店の出店について武藤取締役は「より多くのゴルファーのニーズに応えるため、『ゴルフを愛する方々に、都心でいつでもゴルフのすべてが楽しめる場所をつくりたい』というコンセプトの元に出店した。南麻布は東京の中心であり、国籍にとらわれず、世界中の人が集まる場所と考えた」と話す。今後は「大阪、名古屋など都市圏での展開や、将来的には上海や香港などの海外進出も検討している」（同）という。