西麻布で西アフリカ音楽のチャリティーライブ-アムネスティが主催

バンド「スーパーサンチビ」とマイア・バルーの演奏

バンド「スーパーサンチビ」とマイア・バルーの演奏

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 西麻布の「スーパーデラックス」(港区西麻布3、TEL 03-5412-0515)で11月26日、アムネスティ・インターナショナル日本主催のチャリティーライブ「Songs For Human Rights~つながってる?アフリカのHappyとみんなのHappy」が開催された。開催は3回目。

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 アムネスティは、1961年にイギリスで設立され、現在150カ国以上の270万人のサポーターから成る国際的な人権NGO(非政府組織)。世界各国の人権状況の改善や救援活動を行なっている。

 当日は、「音楽の力で世界の人権状況に関心を持ってもらい、『人間らしく生きる』ということはどういうことか、豊かな文化を持つアフリカの人たちが幸せになるためにできることはないのか」を考えながらアフリア音楽を楽しむことをテーマに開催。

西アフリカの伝統打楽器を使用したアッサン・ジャバイさんを率いるバンドスーパーサンチビの力強い演奏や、音楽の持つ力と西アフリカ音楽の魅力についてのトークショー、アフリカや奄美、ブラジルなど、離れた場所の異なる民族の音楽を変幻自在に融合させるマイア・バルーのダイナミックなライブパフォーマンスが行なわれ、演奏の度に会場内は大きな拍手に包まれた。

 参加した年配の女性は「アフリカが今置かれている状況や問題を初めて知った。アフリカの方々の演奏を聴きながら、同じ言語は話せないが気持ちは通じ合っているのだと感じた」と話す。

 同団体広報担当の野田幸江さんは「世界各国で、人権問題をはじめとしてさまざまな問題で苦しんでいる人たちがたくさんいる。世界に目を向け、小さなことからでもいいのでアクションを起こしてほしい。そして多くの方に関心を持ってほしい」と期待を寄せる。

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