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国立新美術館で「明日展」-気鋭作家12人の作品148点を紹介

町田久美 《手紙》 2009
雲肌麻紙に青墨、茶墨、岩絵具、顔料、色鉛筆
個人蔵 Photo:渡邉郁弘
Courtesy of Nishimura Gallery

町田久美 《手紙》 2009 雲肌麻紙に青墨、茶墨、岩絵具、顔料、色鉛筆 個人蔵 Photo:渡邉郁弘 Courtesy of Nishimura Gallery

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 国立新美術館(港区六本木7)で現在、文化庁の「在外研修制度(新進芸術家海外研修制度)」で海外派遣されたアーティスト12人の企画展「未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2010」が開催されている。

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 将来の日本芸術界を支える芸術家を支援するために、若手の人材を海外へ派遣し、その専門とする分野について学ぶ機会を提供する同制度。美術、音楽、舞踊、演劇、舞台美術、映画、メディア芸術などを対象に1年、2年、3年、特別派遣(80日)があり、1967(昭和42)年から行っている。

 今回で13回目を迎える同展。2008年から会場を同館に移して3回目。会場では、絵画(遠山香苗さん、流麻二果さん、町田久美さん)、写真(三好耕三さん、赤崎みまさん)、彫刻(深井聡一郎さん、古郷秀一さん)、現代美術(鈴木涼子さん、近藤聡乃さん)、陶造形(近藤高弘さん)、日本画(神戸智行さん)、ファイバーアート(山口紀子さん)の気鋭アーティスト12人の作品148点を展示する。

 期間中はアーティストによるギャラリートークも予定。1月10日(14時~)=遠山香苗さん・赤崎みまさん・神戸智行さん、同15日(14時~)=古郷秀一さん・三好耕三さん・深井聡一郎さん。参加無料(同展観覧券が必要)。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜休館。入場料は一般=1,000円、大学生=700円、高校生・18歳未満=無料。今月23日まで。

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