ミッドタウン近くにモヒートバー「ミントリーフ」-モヒート50種以上

サトウキビやフルーツが入ったショーケースが置かれたカウンター

サトウキビやフルーツが入ったショーケースが置かれたカウンター

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 六本木の東京ミッドタウン近くに12月1日、さまざまなモヒートをそろえるバー「モヒートバー&カフェ ミントリーフ」(港区六本木4、TEL 03-5411-2444)がオープンした。

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 店舗面積は18坪、席数は24席。店内は、落ち着いた色の椅子やテーブルでモダンな雰囲気に仕上げ、南国の景色を描いた絵画などで柔らかさを演出する。

 もともとは日本のホテルでバーテンダーをしていたというオーナーの坂井祐輔さんだが、「英語を話せないことがお客さまとのコミュニケーションの部分で壁になった」と、英語を学ぶため、ロンドンに留学。そこで、坂井さんはバーテンダーをしながらパティシエの勉強も始めた。「ドリンクとデザートは通じるものがある」と坂井さん。

 やがて、「自分の店を持ちたい」と考えるようになった坂井さんがこだわったカクテルがモヒートだった。「自分が一番好きなカクテルということもあるが、ロンドンやキューバなど、いろいろな場所でモヒートを飲んでみて、自分ならもっとおいしい、他とは違うオリジナリティーのあるモヒートが作れると思った」という。

 通常、モヒートにはスペアミントなどを使うが、同店ではそれに加えて、イエルバブエナというハーブも使う。軽やかな味わいのスペアミントに比べ、味や香りに重みがあるというイエルバブエナ。それに熟成8年のラム酒、砕いたザラメを入れ、程よい量のソーダと混ぜることで「飲み応えのあるモヒートになる」という。

 メニューは、沖縄から取り寄せたサトウキビを搾って作るオリジナルカクテル「ミントリーフモヒート」(1,300円)をはじめ、フレッシュフルーツや野菜を使った「ストロベリーモヒート」「ミックスベリーモヒート」「洋ナシモヒート」「生ショウガモヒート」(以上1,500円)などで、モヒートだけで50種を超える。そのほか、ビール、グラスワイン(以上800円~)、ウイスキー(1,000円~)など。

 フードメニューは、「オリーブのマリネ」「アンチョビフィレ」(以上500円)、「シイタケチップ わさび風味」(1,000円)、「プロシュート フルーツトマトとともに」「旬野菜のバーニャカウダ」(以上1,100円)、「車エビのアヒージョ」(1,000円)など。「自家製 ティラミス」「ホットチョコレートケーキ」(以上800円)などのデザートも。

 「店のアイデアをずっと温めてきた」と坂井さん。「『他とは違うモヒート』をぜひ一度味わっていただきたい」と自信を見せる。

 営業時間は18時~翌5時。

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