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六本木ヒルズで途上国を支援する「命の木」ワークショップ-東尾理子さんも登場

アクションを貼る子ども

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)で8月27日から、途上国の子どもたちを支援するイベント「みんなで『命の木』を作ろう」が行われる。主催はNPO法人ワールドビジョン・ジャパン(中野区)。

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 同法人は世界にネットワークを持ち、「5才未満の乳幼児死亡率を2015年までに1990年の3分の1に下げる」という国連ミレニアム開発目標達成のためアクション「Child Health Now-アクション!救えるはずの命のために」をグローバルに展開、日本法人はその一環として「命の木プロジェクト」を今年6月から行なっている。同プロジェクトは絵や言葉・写真による3万件のアクションを9月20日までに集め、それを世界のリーダーに届けることで目標達成への動きを働きかけようというもの。これまでに2万7000件以上のアクションが集まっている。

 同イベントはこのプロジェクトの一環として、4歳から小学生のこどもを対象に、紙芝居で途上国の現状について伝えたのち、手の形をした葉っぱでできた「命の木」を創作するワークショップを行うもの。子供たちが創作する葉っぱはアクションの1つとして10月に東京で開催されるIMF総会などで、世界のリーダーに届けられる予定。28日13時の回ではプロゴルファーの東尾理子さんが紙芝居の読み手をつとめ、子供たちと一緒に「命の木」を作る予定。

 同法人で広報を担当する市山志保さんは「ここまで早く多くのアクションが集まったのは、いい意味で予想外でした。東京の中心地にあり、文化やトレンドの発信基地でもある六本木ヒルズでもっと多くのアクションを集めることができれば、世界のリーダーへさらに大きなメッセージになると思います。今回のオリンピックで、世界には沢山の国々があり様々な人々がいることを実感した子どもたちに、このイベントを通してその興味をより深めて欲しい」と話す。

 開催時間は11時30分、13時、14時30分、16時で各回30分。定員=20名。参加無料。参加申込は同法人のウェブサイトから行える。9月2日まで。

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