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麻布十番に塩専門店「塩屋」-世界の塩350種そろえる

店内にはイートインコーナーも

店内にはイートインコーナーも

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 麻布十番商店街近くに12月21日、沖縄に本拠を持つ塩専門店「塩屋(まーすやー)麻布十番店」がオープンする。運営はパラダイスプラン(沖縄県宮古島市)。

人気のお菓子「雪塩ふわわ」などもそろえる。

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 同社は宮古島で「雪塩」を製造する製塩業者で、塩を使った菓子製造なども手掛ける。2004年には石垣島に沖縄の塩を専門に扱う「塩屋石垣島店」を開き、その後、宮古島と那覇にも展開、2012年には東京スカイツリーに「塩屋東京ソラマチ店」、2013年には台湾に「塩屋台北三越店」もオープンした。

 麻布十番店は「塩屋」として7店舗目の店で、沖縄県外では初の路面店となる。店舗面積は約22坪。

 メーンの商品となる塩は沖縄・日本・世界の塩約360種600アイテムを用意。さまざまな塩が試食できるコーナーを設置するとともに、同社の社内資格である「ソルトソムリエ」の資格を持つ「塩のプロ」が常駐し、食材や料理に合わせた塩の使い方の提案なども行う。

 同店の片野晃さんは「これまでは観光地に店舗を構え、観光客を相手にしてくることが多かったが、今後飲食店の方などにも塩についてもっと知ってもらいたいと思い、観光地以外の場所に出店を考えていた。麻布エリアは名店といわれる店も多く、塩にもこだわった料理人の方も多い。私たちも飲食店の方たちにさまざまな塩の情報を提供するとともに、料理人の方から塩の使い方について教えてもらいたいとも思っている」と話す。

 同社では雪塩を使ったコスメ商品も開発、同店でも「リピーターが多い」という「雪塩石鹸(せっけん)」(1,575円)をはじめ、「ミネラル石鹸シャンプー」(1,980円)、「ミネラルソルトホームスパ」(250グラム=1,800円)などを販売、美容体験コーナーも設ける。片野さんは「コスメに意識の高い方も多いエリアだと思うので、コスメも一つの柱としていきたい」とも。

 商品はほかに、「ご飯の塩」「トムヤム塩」「ジェノバ塩」「うこん塩」「ハイビの塩」など約70種類をそろえる「合わせ塩」(380円~)、東京ソラマチ店で人気という「雪塩ふわわ」(350円)、「雪塩パリン」(735円)などの塩スイーツなど。本土初上陸の「雪塩ソフトクリーム」(350円、イートインのみ)も販売する。

 営業時間は10時~21時。

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