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六本木ヒルズで古着募集-古着を再利用した巨大アート作品制作へ

西尾さんの過去の作品『人間の家[家]』2010年 撮影:齋藤剛

西尾さんの過去の作品『人間の家[家]』2010年 撮影:齋藤剛

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)森タワー2階・総合インフォメーション付近に置かれた古着ポストで現在、アーティスト・西尾美也さんのプロジェクトのための古着を募集している。

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 4月19日・20日に開催される一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト2014」でテーマプロジェクトを手掛ける西尾さん。古着を再利用した巨大アート作品を制作する予定で、「たんすに眠っている思い出のある古着」の提供を呼び掛けている。

 プロジェクト名は「カラダひとつプロジェクト(仮称)」。「身ひとつ」は「自分の体だけ」という意味だが、それは着ている服のことも含む。体(=服)が動けば、ほかの体(=服)とぶつかり、つながっていく。同プロジェクトでは、「共同作業を通して服(=体)が巨大なスカートになり、雨になり、花になる。体(=服)が動いて『カラダひとつ』に生まれ変わる」ことを表現するという。

 アート作品では、集めた古着から採取したボタンだけをつなげて「雨」を降らせ、集めた古着から採取した花柄の布だけをつなげて巨大な「花」を咲かせる予定。

 3月15日・16日には、「古着でどうやってアート作品を作るの?」という疑問や興味を持つ人を対象に、作品作りに参加できるワークショップを予定。西尾さん自らが過去の活動や六本木アートナイトでのプロジェクトについて話す。洋裁未経験者の参加も呼び掛ける。

 古着の募集は16日まで(1人10着まで)。ワークショップ開催時間は13時~17時(出入り自由)。参加無料。

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