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サントリー美術館で「宮川香山」展 リアルな「猫」などを陶芸で表現

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高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指(部分) 初代宮川香山作 明治時代前期 19世紀後期 田邊哲人コレクション

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 東京ミッドタウンのサントリー美術館(港区赤坂9)で2月24日から、明治から大正に活躍した陶芸家・宮川香山の回顧展「没後100年 宮川香山」が開催される。

高浮彫南天ニ鶉花瓶

 宮川香山(初代、虎之助)は江戸末期に京都の陶工の家に生まれ、1870(明治3)年に横浜へ移住し、主に欧米に輸出する陶磁器を制作する眞葛窯(まくずがま)を開窯し、薩摩焼の技法を用いた眞葛焼を創始。陶器の表面をリアルな浮き彫りや造形物で装飾する「高浮彫(たかうきぼり)」と呼ばれる新しい技法を生み出すなどし、明治時代の日本を代表する陶芸家の一人となった。

 同展は、多くが海外に散っていた作品を約50年にわたって収集・研究してきた田邊哲人さんのコレクションを中心に、今年没後100年を迎える宮川の「眞葛焼」の全容を紹介するもの。

 展示は年代順に3章構成で、第1章では、京都時代から横浜での眞葛焼草創期の火山の初期作品を展示。第2章では、宮川が生み出した「高浮彫」の技法を用いた作品を紹介。「高浮彫」は動物や植物、鬼などのモチーフを立体的かつ写実的に表現したもので、リアルな造形が海外でも評価され、1878(明治11)年のパリ万国博覧会などでも称賛を浴びた。今回展示する作品の多くは当時輸出されたものを買い戻した「里帰り品」。

 第3章では、明治10年代半ばごろから宮川が取り組んだ磁器作品を中心に紹介。釉薬(ゆうやく)を掛ける前に素地に装飾を施す「釉下彩(ゆうかさい)」を用いた作品などを展示する。

 開催時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。火曜休館。観覧料は一般=1,300円など。4月17日まで(会期中展示替えあり)。

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