京都発シャツ専門店「モリカゲシャツ」が西麻布で出張営業

写真=シャツに見入る来場客

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 西麻布のアートギャラリー「CALM & PUNK GALLERY (カームアンドパンクギャラリー)」(港区西麻布1、TEL 03-3401-0741)で2月8日~11日の4日間、シャツの展示会「モリカゲシャツ東京2008」が開催される。

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 同展では、京都に店舗を構えるシャツ専門店「モリカゲシャツ」(京都市)が出張営業を行い、オリジナルシャツやワンピースなど約150アイテムを展示販売する。会場には「ボーダーとチェックのシャツ」(15,540円)や生地・生産工程を省きながらもデザイン性を出した「着る雑貨」のような既製品「ウラモリカゲシャツ」シリーズ(7,350円~)、白シャツで着た後に、汗じみなどで汚れてしまってもあい染めで染め替えることができる「染め替え券付きシャツ」(12,600円)などベーシックでありながらもユニークなアイテムが並ぶ。平均単価は既製品が約15,000円。開催時間は11時~19時。

 モリカゲシャツは、オーナーの森蔭大介さんが10年前にオープンした。森蔭さんはもともと自ら設立したアトリエでオーダーメードの服を作る仕事をしていたが、「シャツのオーダーが多く、求められるものに応えていくうちに、需要を生んだ」(森蔭さん)とシャツ専門店を作った経緯について説明する。2001年頃からインターネット販売を開始したことで地元以外にもファンができ、現在では「お客さんの6割は関東の方」(森蔭さん)という。

 同展は今回が5回目となり、これまで世田谷ものづくり学校(世田谷区)やHOTEL CLASKA(目黒区)を会場に開催してきた。招待客のみの入場となった8日には、オープン前から店先に開店を待つ人の行列ができ、オープン後の店内は常に40人ほどの来場客でにぎわった。レジを待つ人の中には、シャツを3枚ほど持って並ぶ人の姿も多く、会場でスタッフと挨拶を交わす来場客の姿も多く見られ、固定ファンの多さがうかがえる。

 同社では服を長く着ることを大切にする精神から、汚れなどで着られなくなったシャツなどをあい染めして再利用するプロジェクト「ebebe(エベベ)」を展開しており、期間中会場でも受け付ける。同社の製品以外の手持ちの服の持ち込みも可能。料金は3,000円~。

モリカゲシャツ東京2008

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