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東京タワーそばで「ビリッカー」日本初公式戦 ビリヤードとサッカーが融合

仕事仲間で参加した丹羽さんのチーム

仕事仲間で参加した丹羽さんのチーム

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 東京タワーに隣接する「スターライズタワー」(港区芝公園4)で6月26日、欧米で楽しまれている新スポーツ「ビリッカー」の日本初公式戦「BllicceR 日本初公式戦 OPENING CUP」が開催された。運営はエコLOVE(同)。

ビリヤードのナインボール同様のルールで進めていく

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 2010年にフランスで誕生し、現地では「スヌークボール」という名で楽しまれている同スポーツ。現在はフランスのほか、ドイツ、イギリスなど欧州の一部で流行し、2~3年後には国際大会も企画されているという。ルールは、縦6.6メートル、横3.6メートルのビリヤード台をそのまま大きくしたような競技場と、ビリヤード球と同デザインのボール(フットサルよりも小さい3号級)を使い、「ナインボール」同様、1~9までのボールを、サッカーのようにキックやヘディングで1から順に落としていく。1チーム3人で対戦し、ナインボールを落としたチームが勝利となる。

 当日は、公式サイトから応募した6チームが参加し、トーナメント戦で初めてのスポーツを楽しんだ。同社は2014年2月からノルウェー発祥の新スポーツ「バブルサッカー」も定期的に開催しており、すでに2万人が体験するなど人気スポーツとして定着。今回はバブルサッカー経験者の参加も目立った。「オリンピックに向けてスポーツの魅力を発信していきたい。これらのスポーツは、会社帰りなどに私服のまま気軽に体験できるのが魅力」と広報担当の早田聖菜さん。

 初めてビリッカーを体験した川崎さんと丹羽さんは仕事仲間のチームで参加。「サッカーを教えているので心得はあったが、サッカーの技は関係ないことがわかった」(川崎さん)、「女性でも難なく参加できた。すごく楽しい。サポートしてもらいながら蹴ったら(ナインボールを)落とせた。できると信じる心が大事だと思った」(丹羽さん)などと興奮を語った。

 同スポーツは今後、月1~2回体験会を実施していくほか、全国でのイベントや飲食店、レジャー施設への出張、レンタル、販売などの展開も視野に入れている。

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