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六本木ヒルズに駒沢発・ハンバーガー店-60年代のアメリカンダイナー再現

1960年代のアメリカンダイナーの雰囲気を再現

1960年代のアメリカンダイナーの雰囲気を再現

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 六本木ヒルズ(港区六本木6)に4月19日、ハンバーガー店「AS CLASSICS DINER(エーエス・クラッシックス・ダイナー)」がオープンした。

「一番人気」だというチーズバーガー

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 店舗面積は25坪、席数は31席。2005年に駒沢にオープンし、渋谷に続いて3店舗目となる。カウンター・ソファ・タイル・ステンレスなど1960年代のアメリカンダイナーの象徴ともいえるインテリアでまとめ、オーナーシェフ・水上誠二さんがコレクションしたアメリカン雑貨などを飾った。

 「店を増やす欲はなかった」と話す水上さん。森ビルより出店依頼を受け、縁遠く未踏の地だった六本木ヒルズに見学に行ったところ、「『六本木ヒルズ』という施設の中で衣・食・住が完結し、一つのローカルタウンのように機能している部分が気に入った」という。アメリカ文化をこよなく愛するため「アメリカ大使館が近く、外国人も多い。東京で一番アメリカに近い、入り口のような場所だと思った。必要とされる人のところでやりたい」とも。

 提供するメニューのこだわりは変えず、全てのハンバーガーに、トマト・ベイクドオニオン・レタス・オリジナルタルタルソースを入れ、天然酵母を使ったバンズで挟む。パテはつなぎを使わず原木で仕入れた牛肉を自らの手で加工する。化学調味料は使わず、ソースやケチャップ、ベーコン、ハムに至るまで手作りするのは、「ライフラインとして必要な『食』に妥協してはいけないと思う。母親と同じ役目を担っているので当たり前、まだまだ足りないくらい」と水上さん。

 ハンバーガーの種類は19種。「チーズバーガー」「アボカドバーガー」(以上1,155円)などが「人気」だという。このほか、サンドイッチ(1,260円~)や、「タコライス」(1,050円)などのご飯もの、サイドディッシュに「フレンチフライ」「オニオンリング」(以上367円)、「フィッシュ&チップス」「マンハッタンクラムチャウダー」(以上630円)、「トマト&アボカドサラダ」(840円)などをそろえる。

 「人を幸せな気分にするのがとても好き。飽きっぽい自分が今までやってこられたのはそれが理由」と水上さん。

 営業時間は11時~23時(デリバリーは21時まで)。

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