六本木ヒルズアリーナ（港区六本木6）で8月22日～24日、夏恒例の「六本木ヒルズ盆踊り 2014」が開催される。今年で12回目。

　アリーナに特設のやぐらを設け、その周りで外国人を含む浴衣姿などの参加者が六本木ヒルズオリジナルの「六本木音頭」などを踊る風景は六本木の夏の風物詩の一つ。昨年は3日間で約4万1000人が参加した。

　22日の前夜祭では、恒例となった故野村万之丞さん作の「楽劇 六本木楽」の上演（19時～）を、同施設自治会を中心とした約100人の有志が行い、子ども向けの楽器作りワークショップも行う（17時45分～）。23日・24日には3年前から行っている東北の郷土芸能の披露も行う（各日16時～と18時30分～）。今年は、23日に宮城県気仙沼市の「早稲谷鹿踊」、24日に福島県双葉町の「山田じゃんがら念仏踊り」を披露し、鎮魂の思いと復興への願いを共有する。

　毎年行っている屋台イベントでは、同施設内のレストランが出店。今年は「シェフズテーブル」と「ワールドテーブル」の2つをテーマに17店舗が参加する。

　「シェフズテーブル」はレストランの味を屋台で振る舞うという初の試みで、「鉄板焼き 開化屋」「エーダブリュ エレメンツ」「人形町 田酔」「アンディーモ」の4店舗が参加。「伊勢海老の鉄板焼き」「ブイヤベース」「トリュフおにぎり」などを提供する。

　「ワールドテーブル」では各国の「お祭り料理」を提供。13店舗が参加し、「魚や 六臓」では「トロメダイ 西京焼き串」など、「エッグセレント」では「シェーブアイス」など、「グリーンアジア」では「パッタイ」など、「梅欄」では「梅欄やきそば」などを提供する。

　開催時間は、盆踊り＝17時～20時、縁日屋台＝15時～21時（23日は17時～）。