六本木の書店「文喫（ぶんきつ）」（港区六本木6、TEL 03-6438-9120）が6月3日、新企画「文喫 六本木の一日店長」を始めた。運営は日本出版販売（千代田区）の子会社「ひらく」（同区）。

店舗外観

　2018（平成30）年に「本と出会う本屋」をコンセプトにオープンした同店。人文科学や自然科学、デザイン、アート本など約3万冊の書籍を並べ、1人用の閲覧室や、研究室、喫茶室を併設する。

　同企画では、さまざまな業界で活躍している人物を「一日店長」として選任し、店内でイベントを行う。初回の6月3日は、フードエッセイストの平野紗季子さんを「一日店長」とし、来店者とオリジナル名刺の交換や、テーマに沿ったお薦めポップと本棚の構成、トークイベントを行った。

　副店長の及川貴子さんは「各業界で活躍する方々が『深い世界』を案内してくれる。気軽に来店してほしい」と話す。「8月以降、第2弾、第3弾と違う企画も準備している。新しい世界への出会いのきっかけになれば」とも。

　営業時間は9時～20時。