アパレル大手のオンワード樫山（中央区）は3月30日、同日開業予定の「東京ミッドタウン」（港区赤坂9）内の「ガレリア」1階に「ジョゼフ ザ ストア」（TEL 03-5413-7889）をオープンする。

　同店は、同社が取り扱う英・ロンドンのファッションブランド「ジョゼフ（JOSEPH）」の世界初となる新コンセプトショップ。国内の旗艦店として展開する。

　店内は同社子会社のジョゼフ（本社＝ロンドン）が推進する新しい環境デザインを採用。ブランドの象徴であるランダムボーダー模様のガラス壁面を配し、内装は白・焦げ茶をベースとした色彩で統一する。店舗面積は220平方メートル。ジョゼフでは今後、世界中に展開する既存店と新規店を同様のデザインに切り替えていく予定。

　商品の構成はメンズ（ジョゼフ・オム）3割、ウィメンズ（ジョゼフ）7割を中心に構成。メンズは、オリジナルが中心で、価格帯は、スーツ（79,000～110,000円）、ジャケット（39,000～53,000円）、コート（49,000～56,000円）、シャツ（16,000～24,000円）など。ウィメンズは、ローゲージのニットライン「ジョゼフ トリコ（JOSEPH TRICOT）」を強化するほか、サイズバリエーションを拡大。価格帯は、ジャケット（53,000～67,000円）、パンツ（23,000～35,000円）、ブラウス（23,000～33,000円）、ドレス（45,000～63,000円）など。このほか、ウィメンズ雑貨としてセレクトとオリジナルのシューズ、セレクト商品のバッグも取り扱う。

　営業時間は11時～21時。ミッドタウンへの出店について同社担当者は「『グローバルファッションブランド』としての（ジョゼフの）イメージを発信できると考えた」と話している。

オンワード樫山