株式会社D&Dホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役:竹村 嘉規)、株式会社バンクレンタカー(本社:東京都中央区、代表取締役:小熊 浩)、および北海道三菱自動車販売株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:別府 雅史)のD&Dグループ3社が参画している「潜在整備士活用推進協議会、英語名:Mechanic Workforce Lab)」の発足式が、7月21日(火)に開催されました。
本協議会は、自動車整備業界が抱える人材不足や整備現場の生産性向上などの課題に対し、1社だけでは解決が難しい課題に業界横断で取り組むことを目的として設立されたものです。
自動車整備士資格を有しながら、定年や育児・介護、働き方への不安などさまざまな理由から現在は整備現場で活躍していない「潜在整備士」に着目し、その実態を把握するとともに、復帰や新たな働き方を含め、資格や経験を持つ人材が再び活躍できる環境づくりを推進します。
D&Dグループは、本協議会の理念に賛同し、モビリティサービスを支える企業グループとして、整備人材の活躍機会創出や整備現場の生産性向上に向けた取り組みに参画し、持続可能なモビリティインフラの実現に貢献してまいります。

■ 発足式について
発足式には、行政、自動車整備関連団体、メディア、モビリティ関連企業など、20社・団体(正会員・オブザーバー)30名あまりが一堂に会し、業界が抱える課題について目線を合わせるとともに、本協議会設立の背景やミッション、2026年の取り組みテーマについて共有しました。
自動車整備業界では、整備士の高齢化や採用難といった「人材」の課題に加え、整備士が本来の整備業務以外の付帯業務に時間を割かれ、生産性向上を阻む「DX」課題、さらに、企業単独では解決が難しい課題を業界全体で解決していく「社会」課題が顕在化しています。
こうした課題に対し、本協議会では「整備体制の持続可能性を、業界横断の仕組みで実現する」ことをミッションに掲げ、業界関係者が連携しながら、調査・仕組みづくり・情報発信を一体的に進めていきます。

官民一堂に会したオンラインでの発足式の様子/手前:千村会長(株式会社seibii)、奥:小熊社長(株式会社バンクレンタカー)
発足式の様子
■ 2026年の主な取り組みテーマ
◎ 整備士実態調査
潜在整備士がどの程度存在するのか、現場復帰に前向きな人がどの程度いるのかなど、これまで十分に把握されていなかった実態を調査し、今後の施策や仕組みづくりにつなげます。
◎ シルバー整備士の活用
定年後の整備士を含め、豊富な経験や技術を持つ人材が活躍できる環境づくりを進めます。人材不足への対応に加え、ベテラン整備士が培ってきた技術や知識を次世代へ継承することも目指します。
◎ 情報発信(啓発・提言)
潜在整備士の活躍推進や整備業界の持続可能性に関する情報を広く発信するとともに、調査や活動を通じて得られた知見をもとに、業界や行政、社会に向けた提言につなげていきます。
■ 潜在整備士の活躍に向けて、業界横断で仕組みづくりへ
発足式では、潜在整備士の復帰を阻む要因として、待遇や給与だけでなく、勤務時間や体力面、過去の職場経験、技術革新への不安など、さまざまな課題が挙げられました。
一方で、業務の分業化や柔軟な勤務形態、シルバー人材の活用などを進めることで、整備士資格や経験を持つ人材が、それぞれのライフスタイルや能力に応じて活躍できる可能性も示されました。
また、整備士が本来の整備業務に集中できる環境をつくるためには、業務の効率化やDX推進も不可欠です。
本協議会では、こうした課題を個々の企業だけで抱えるのではなく、業界関係者が知恵を持ち寄り、現場に根差した具体的な仕組みづくりにつなげていくことを目指します。
■ D&Dグループの参画について
D&Dグループは、「ヒトと幸せをモビリティでつなぐ」という理念のもと、レンタカー事業や自動車販売・整備事業を通じて、人々の移動を支えるモビリティサービスを提供しています。その基盤となる整備人材の確保と技術継承は、グループだけでなく業界全体に共通する重要なテーマです。
本協議会への参画を通じて、レンタカー事業や自動車ディーラー事業、整備・板金事業など、グループ各社が持つ現場の知見やネットワークを活かしながら、業界全体の課題解決に向けた取り組みに貢献してまいります。
■ 株式会社バンクレンタカー 代表取締役社長 小熊 浩 によるコメント
「この度、『潜在整備士活用推進協議会』の発足を迎え、D&Dグループの一員として本協議会に参画できることを大変嬉しく思います。
レンタカー事業では、車両を安全・安心に運用するために、自動車整備は欠かすことのできない重要な基盤です。一方で、整備士が本来の整備業務以外の仕事に時間を取られている現状もあり、整備士不足への対応と同時に、整備士が誇りを持って働ける環境をつくっていくことが必要だと感じています。
潜在整備士の方々が再び現場に戻るためには、待遇や給与だけでなく、それぞれのライフスタイルや体力、経験に合わせた働き方や、安心して復帰できる環境づくりが重要です。
本協議会を通じて、千村会長をはじめとする参画企業・団体の皆さまと知恵を出し合い、整備士の皆さまが専門性を活かし、誇りを持って働ける環境づくりに取り組んでまいります。」
■潜在整備士活用推進協議会(Mechanic Workforce Lab)の概要

■株式会社 D&D ホールディングスとは
国内外に 19 社の自動車関連会社を展開する持株会社です。「ヒトと幸せをモビリティで繋ぐ」というスローガンのもと、レンタカー、新車・中古車販売、自動車整備、EV 導入支援、物流支援、輸出、宿泊、観光事業などを通じて、地域と共生しながら社会インフラを支え、人々の暮らしを豊かにする新しいモビリティサービスを推進しています。