麻布十番にフレンチ「オルタシア」-昼夜ともプリフィックスコースをメーンに

天井が高く、石壁や天然木を施した落ち着いた雰囲気の店内。

天井が高く、石壁や天然木を施した落ち着いた雰囲気の店内。

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 麻布十番に6月24日、フレンチレストラン「Hortensia(オルタシア)」(港区麻布十番3、TEL 03-5419-8455)がオープンした。

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 フレンチレストラン「ブリーズ・オブ・トウキョウ」(千代田区)などで総料理長を務めた古賀哲司さんがフレンチの新しいスタイルを提案する同店。例えば、8月3日から開始するランチはプリフィックスコース(4,725円)のみで、通常は前菜やメーンの中から1品ずつ選ぶのが一般的だが、同店では前菜、メーン、デザート各7種類の中から4品を選択する。おなかの空き具合によって「前菜+前菜+前菜+メーン」や「メーン+メーン+メーン+メーン」など組み合わせは自由。

 同店のコンセプトについて、マネジャーの横堀玲奈さんは「圧倒的なバリュー感をテーマに、お客さまのニーズに合わせたフレンチの店」と話す。

 店舗面積は40坪、席数32席。地下の店舗ながら天井まで約3メートルの高さがあり、開放的な空間が広がる店内は、石壁や天然木を施した落ち着いた雰囲気。店名の「オルタシア」は、フランス語で「紫陽花(アジサイ)」を意味する。「シェフやスタッフなど店に携わった人たちの思いが重なって一つの花になるように」との思いから付けられた。

 ディナーは8,400円と1万2,600円のプリフィックスコースのみ。21時以降は、「手長エビのカダイフ包み トマトクリームソース」「イベリコ豚ベジョータの黒胡麻みそ焼き シトロンオリーブソース」「山形牛サーロインの岩塩焼き ジンジャーソイソース」など、800円~1,800円のアラカルト料理を用意する。

 ワインは、カリフォルニア州のワインの産地・ナパヴァレーの老舗レストランでソムリエをしていた千葉和外さんが担当。フレンチレストランには珍しく、アメリカ産のワインをメーンに提供する。ワイン(グラス=700円~、ボトル=3,800円~)、スパークリングワイン(グラス=900円~、ボトル=6,800円~)など。客単価はランチ=5,500円、ディナー=1万3,000円。

 不定期で「キッズ・デー」も開催。親子でフレンチを食べるイベントを展開する。「子どもと一緒にフレンチを味わってほしいという古河シェフのアイデアを実現した企画。参加する子どもは何歳でも可能だが、離乳食が必要な場合は予約が必要」

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~翌1時。

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