東京タワー（港区芝公園4）で2月3日、高さ150メートルの大展望台で「節分追儺式（せつぶんついなしき）」と「恵方巻きの丸かぶり」が行われる。

　同施設の「豆まき」は1960（昭和35）年から行われている恒例行事で、今年で52回目。当日は増上寺の僧侶がおはらいをして前年の邪気を払い、福が来ることを願って菓子や福豆をまく。

　豆まき終了後は、関西地方の風習ながら最近では節分行事として全国的に定着しつつある「恵方巻き丸かぶり」を実施する。同イベントは2009年から始まり、今回で3回目。今年の恵方である「南南東」を向いて、幸運が訪れることを願いながら恵方巻きを食べる。

　会場には東京タワー関係者のほか、紋付きはかま姿のノッポンも参加予定で、昨年は増上寺の僧侶なども含め約200人が参加した。

　開催時間は、節分追儺式と豆まき＝10時45分ごろ～11時ごろ、恵方巻きの丸かぶり＝11時ごろ～21時ごろ。恵方巻き（1本370円～、お茶付き）は会場で販売する。