六本木経済新聞の上半期PV（ページビュー）ランキング1位に輝いたのは、六本木ヒルズでプレミアムモルツを1杯100円で提供した「ザ・プレミアムビールヒルズ」の開催を伝える記事だった。

　ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。トップ10のうち5つを飲食店、しかも専門店のニューオープンを伝える記事が占めた。3位はかき氷専門店「yelo」、5位は「ウルフギャング・ステーキハウス」、6位はニュージーランド産ラム専門店「WAKANUI LAMB CUISINE JUBAN」、7位は「麻布野菜菓子」（移転オープン）、8位はスティックピザ専門店「EU食堂」だった。

　2位は毎年好評のグランドハイアット東京「サマービアガーデン」、4位はハイボールガーデンを開催したミッドタウンのGWイベントと、飲食系のイベントも上位に入った。

上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 六本木ヒルズに「ザ・プレミアムビールヒルズ」、一杯100円から提供（5/20）
2. グランドハイアット東京に「サマービアガーデン」－ヴーヴクリコ飲み放題も（5/28）
3. 六本木に年中無休のかき氷専門店－夜はバーに（4/2）
4. ミッドタウンでGWイベント－ハイボールガーデンやコメの食べ比べなど（4/25）
5. 六本木に「ウルフギャング・ステーキハウス」－アメリカの人気店が初上陸（1/31）

6. 麻布十番にニュージーランド産ラム専門店－ラム文化普及目指す（1/27）
7. 麻布十番駅近くに「麻布野菜菓子」移転オープン－カフェ併設で新たな客見込む（4/4）
8. 六本木に「スティックピザ」専門店－餅を使った新食感のピザ開発（6/20）
9. 西麻布に「猫の気持ちになれる」レストラン－猫の日に合わせ限定開設（2/10）
10. 六本木の「the 3rd Burger」で未来型飲食システム導入－レジなし、行列なし、財布不要（6/25）

　ニューオープンの記事は11位以下でも11位（キリン・シティ）、14位（アークキッチン）、17位（ハッカーズバー）が入った。飲食系のイベントも含め、何かを専門的に扱う飲食店やイベントが六本木で求められていることがうかがえる。

　12位と13位にW杯関連のイベント、16位にスケートリンク、19位には「婚活ワークショップ」、20位には「キャバ嬢総選挙」と、さまざまなニーズに応えるイベントも入っており、あらゆる要求に応えるイベントや店舗が展開されている六本木の街の特色がランキングからも垣間見える。下半期もさまざまな六本木の「楽しみ方」を伝えていきたい。